日本の考えは遅れている?海外では一般医薬品です

日本と海外の違い

日本では性教育が海外よりも遅れている傾向にあります。そのためか、アフターピルだけでなく、毎日飲む必要がある低用量ピルについて知っている女性は多くありません。
義務教育の中でも妊娠の仕組みを知る機会はあったとしても、緊急用に避妊する方法を教えてはくれないのです。
10代で妊娠してしまい、そのままアフターピルという存在を知らずにギリギリまで悩む人も。結局中絶をするという手段を選択する人も少なくないんです。

一方海外では、アフターピルは医療機関で手に入れるものではなくドラッグストアで購入する薬という認識が浸透しています。
その理由は、処方医薬品ではなく簡単にドラッグストアで買える一般医薬品として販売しているからです。

日本で市販されていない理由

日本でも「緊急避妊薬をOTC化せよ!」という署名運動が始まっています。OTCとは、Over The Counterの略です。
カウンター越しに簡単に買える薬という認識で構いません。
つまりドラッグストアで風邪薬を買う感覚で、アフターピルを買えるようにして欲しいという声が日本でもだんだん多くなってきているのです。
しかし産婦人科の専門医たちは、OTC化を実現するのはかなり難しいと判断しています。
理由をチェックしていきましょう。

<OTC化を懸念する理由>
・悪用・濫用する人がかならず現れる
・生でセックスする人が増えて、性感染患者が増加する可能性がある
・転売される可能性
・避妊に成功したのか素人では確認が取れない
・薬が合わなかった時はどの機関が対処するのか決まっていない

またそもそも日本人のアフターピルへの認知度が高いとは言えない、という理由もあるようです。

アフターピルを市販している国

アフターピルを医療機関ではなく、全面的に薬局で提供している国をみていきましょう。

・アメリカ
・カナダ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・フランス
・英国

もちろんこの他にもスイス、ポルトガル、デンマーク、カメルーンと挙げられないほどたくさんの国々がアフターピルをOTC化しています。
世界的で実地されているにもかかわらず、日本はまだOTC化に踏み込めていません。
また日本の専門家も大多数が、OTC化に反対意見を示しているのです。